TITLE: 教養講座「ラテン音楽への招待」を開催しました
2011年12月21日
すっかり寒くなりましたね。
私が現在暮らしている秋田市は東京よりも遥かに寒くて、しかも地面は全て雪道なので外出がかなり億劫になってしまいます・・・
ついつい出不精になってしまう秋田の冬ですが、先週まで3回にわたってラテン音楽講座を開催しました!
おかげさまで寒い日々の中、多くのラテン音楽ファンの方々に参加していただきました。
中には山形からいらしてくれる熱心な方も。
この講座、昨年から「カレッジプラザ」という教育・文化施設にて行っているのですが、講義室には大画面のスクリーンと立派なオーディオ設備が揃っているので、音楽講座には最高の空間です!
SALSA120%でもお馴染み、竹村淳氏の「ラテン塾」を参考に、私も映像と音を満載にして講座というより、コンサート形式で楽しくラテン音楽を紹介しました。
内容は以下の通り。
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第1回
リズム、ダンス、パーカッション・・・大陸を渡ったアフリカの鼓動
第2回
ラテンアメリカ歌謡の歴史
第3回
クレオール音楽とは?フレンチ・カリブを中心に
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第1回目に、思いっきりアフロキューバンの映像を使って濃厚な音楽&舞踊世界を披露してしまいました。
参加者はタンゴやマンボなどがお好きな世代が多かったので、あまりにも真っ黒い世界にちょっと驚かれたようでしたが・・・
サンテリア、コンゴ、アバクア、アララーといったキューバの4大アフリカ民族グループをバッチリ紹介しました。
例えばこんな映像を。
2回目では、トローバの歴史~フィーリン~ヌエバ・トローバ/ヌエバ・カンシオンといったラテンの歌に関して紹介しましたが、ラテンアメリカの政治的な歴史と当時の歌とは切り離せないものですね。
チリのビクトル・ハラやキューバのパブロ・ミラネスなど、歌詞の内容にグっとくるものがありました。
ビクトル・ハラ/アマンダの想い出
最終回ではトロピカルなカリブ海の音楽を中心に。
ハイチ出身のエメリーヌ・ミシェルなんかいいですよね~。
「ラテン音楽」と一口に言ってしまえば簡単ですが、国も人種も多様性に満ちていて、すごく奥が深いものです。
ラテンアメリカの国々の音楽を聴いていると、今のサルサのエッセンスとして影響している音楽もいろいろ発見できるので、知れば知るほど深みにはまってしまいそうです。
by 二田綾子

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